の遺伝子をしっかり受け継ぎ、くせ毛が目立つようになってきた子供たち。長年扱い慣れている私とは違い、毎日悪戦苦闘しています。特に夏の暑さが厳しいこの時期は、外で部活に明け暮れているのもあってパサパサに拍車がかかっています。

 

髪はその90%がケラチンというたんぱく質でできています。身体のなかに取り込まれたたんぱく質は細かくアミノ酸に分解されますが、そのうち18種類のアミノ酸が再結合したものをケラチンと言います。このケラチンが少なくなると、髪にツヤやコシがなくなったり、すぐ抜け落ちるような細く弱い髪になってしまいます。ケラチンのなかで、もっとも多いのがシスチンというアミノ酸。私たちの体内でも作ることができますが、年とともに減少していきます。

シスチンは結合することで髪を丈夫にしてくれています。しかしこのシスチン結合は紫外線に当たると切れてしまいます。同時に紫外線を吸収することで髪の酸化が進みます。このときシステイン酸が生成されてしまい、シスチン結合は元に戻ることができなくなるのです。夏の外出時にパサパサになったりダメージを受けた髪になってしまうのはこのためです。

紫外線量の多い季節の外出には日焼け止めは必須という方も多いと思いますが、髪の紫外線対策は疎かにしがちです。肌より何倍も紫外線を浴びている髪。帽子や日傘といった外からの対策と、髪を元気に保つ栄養をしっかり経口摂取する対策を、毎日のなかに組み込むようにしましょう。

またオイルを髪のケアに使うのもおすすめです。シャンプーの前ならば頭皮から髪にかけてオイルを塗ってヘッドマッサージをしてから洗い流したり、シャンプー後にパックのようにしばらく経ってから洗い流したり。手にオイルをとって髪に馴染ませてからドライヤーをかけるのも効果的です。ぜひお試しください。