誰もが通る道と言われるニキビ。「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患のことを言います。
私たちの肌にはたくさんの体毛が生えていますが、その毛一本ずつに皮脂腺という皮脂を分泌する器官がくっついています。ここから肌の表面に分泌物が広がっていき、保湿や保護をしてくれています。この皮脂の分泌が活発にな
ると、分泌物の出口が皮脂で詰まった状態になり、酸素が行き届かなくなります。そのため、酸素を嫌う性質であるアクネ菌が増えてしまうのです。アクネ菌以外でも寝不足やストレス、ホルモンバランスの乱れによっても同じように角質層を詰まらせる原因となります。毛穴に詰まってしまった皮脂は活性酸素によって酸化され、さらに炎症を引き起こす過酸化脂質となって周囲を壊していってしまい、ニキビになります。

ニキビと聞くと、脂のイメージを持ってしまいがちです。とにかく脂を落とし切って、オイルやクリームといったケアはとにかく敬遠して乾燥させたいという方も多くいらっしゃいます。自社製品ながら「セラリキッド」もオイルなのでニキビ肌にはどうかと思っていた時期もありますが、実際にはすっかり回復しスベスベになったという声をいただきます。
もちろん肌を清潔に保っておくことは大切です。毛穴に詰まってしまった皮脂を流し、余計についた汚れも落とすようにします。ゴシゴシこすったりスクラブが入った強い洗顔料を使うのではなく、泡立ちがよい洗顔料を使いやさしく洗顔をしましょう。

皮脂や汚れを落としたら、肌を保護することが重要です。皮脂を落とすということは、本来肌に必要な保護・保湿してくれている成分を落としていることになります。そのままにしておくと、肌はむき出しのまま。オイルやクリームは肌を保護・保湿してくれるので成分を選べば、反対にニキビ予防に有効なケアになります。たとえばツバキ油や馬油、シアバターは油脂という種類に分けられます。油脂はアクネ菌を栄養してしまうので、ニキビには悪影響を及ぼす心配があります。軟膏成分としても知られているワセリンは、炭化水素類でできています。刺激も少なく、酸化しにくいのが特徴です。もちろん塗りすぎてしまうと肌の浸透力はよくないので、かえって毛穴をふさいでしまうことも考えられます。どんな種類なのか、メリットデメリットをしっかり把握して使用することが大切です。
ちなみにお客様のなかにはジェルをニキビのケア用としてお使いの方も多くいらっしゃいます。水分も補給できて、サラサラの仕上がりがニキビ肌にはちょうどいいそうです。ご自分に合ったニキビケアをぜひ見つけてみてください。