2018年1月コラム「髪にも頭皮にもオイルケア」

最近、母が自分の髪の毛が気になると言い始めました。歳をとると髪の毛が細く少なくなるので、量やハリがなくなってきてしまいます。私の母の場合は、白髪も少なく、量もそんなには減っていないように思うのですが、毎朝どうしても目に入るので気になってしまうのでしょう。今回は母にも紹介したセラリキッドを使ったオイルのケアをお伝えしたいと思います。
頭皮も肌ですので、あらゆるダメージを受けてしまいます。私たちは目に見える顔や体の肌には気を配りますが、どうしても頭皮は置いてきぼりにしがち。ですが真っ先に紫外線を受け、エアコンの風に晒され、シャンプーでゴシゴシと洗われていることを考えると、乾燥したりニキビができるのも頷けます。ほかにも抜け毛や湿疹、フケ、かゆみといった頭皮のトラブルは意外と多くあります。これらのトラブルを避けるために、お風呂あがりのほんの数分だけオイルケアをしてみてください。

オイルケアをすると言っても、大量のオイルをべったりと髪につけることはお勧めしません。タオルで優しく水分を拭いたあとに、すぐにケアしてください。ここも肌と同じように考えていただければいいと思います。手にオイルをとりますが、このとき手のひらではなく指先のほうにオイルをつけてください。一回指先に行きわたらせるように馴染ませます。
指先を使って、頭皮をマッサージするようにします。このとき指先を使って行いますが、爪は当たらないように注意してください。頭皮を傷つけてしまいます。あまり強くすると、反対に頭皮にダメージを与えてしまうので、ゆっくりやさしく頭皮をつかむようにして動かしてみてください。オイルを頭皮に浸透させるようにするのがコツです。頭皮をケアした残りのオイルを髪の毛にいろいろな方向から馴染ませてください。そのあと、ドライヤーで乾かしましょう。
簡単なオイルケアをすることで、髪や頭皮の乾燥を防ぐことができ、血行をよくすることができます。水分や栄養を行きわたらせることで、新しい毛髪も生えてくるので、薄毛に悩む方にもオススメです。

 

2017年12月コラム「風邪の初期症状に!のどのオイルケア方法」

 

そろそろインフルエンザの流行の情報が見え隠れしてくる季節です。電車のなかでも、ゴホゴホ咳をして周りの乗客から何でマスクをしてないの?と見られている人も多くなってきました。
風邪のひきはじめにのどの痛みや咳が出るという症状はよく見られます。

喉は日々飲み物や食べ物が通っている場所ですが、それだけではなくてウィルスや細菌、ほこりが入ってくる入り口になっています。これらの異物がからだの奥に入らないようにしてくれているのが、のどにある線毛です。線毛が一定の方向に動くことによって、異物をリレー形式で外へと出してくれます。たとえば痰もその一つです。この線毛が元気に活動してくれていれば風邪をひくことなく過ごしていられることになります。
線毛に活躍してもらうために乾燥と低温は避けなければいけません。線毛は乾燥してしまうとしなやかに動くことができなくなり、低温になると血行が悪くなるので動きが制限されてしまいます。うがいやマスク、マフラーをして首元を温めるといった対策のほかにオススメなのがオイルでのケアです。

のどをケアするときには血管や神経が通っているため、あまり強すぎないよう優しく手の平全体を使ってオイルを塗っていきます。温めた手でオイルを手にとり、耳のすぐ下から前の鎖骨方向に向かってゆっくり動かしてます。斜めについている胸鎖乳突筋をたどっていくように斜めに手をおろしてくるのがポイントです。また首の後ろあたりまで手の平を入れて手前に引いてくるようにすると首全体をケアすることができます。両方ともオイルケアする反対側の手を使って行いましょう。
のどをオイルでケアすることによって、のどが温められ線毛も元気に活躍してくれることになり、効果的な精油をセレクトすれば抗菌や去痰作用も期待ができます。自分で簡単にできますし、服から出ている箇所なので電車のなかでもどこでもさっとオイルケアができます。のどのオイルケアをして、寒い冬を風邪知らずで乗り切りましょう。

2017年11月コラム「筋肉の質」

「筋肉の質に注意」についての記事が出ていました。見た目には筋肉のつきかたに変わりがないのに、実際動こうとすると運動機能が低下していると感じる人が増えているそうです。筋肉の質をチェックする動きとして、椅子立ち上がりテストが紹介されていました。片足で椅子から立ち上がるテストですが、昔から膝を痛めている私はすでに不可能ですが、皆さんはいかがですか?

筋肉は筋線維という細胞が束になったものです。同じ方向に向かって細長い線維が並んでいて、これらが縮んだり引っ張ることで筋肉が収縮します。この筋線維が太いと筋肉量が多く、重いものを持ったりする筋肉の大きさに比例します。年齢を重ねることで筋線維が細くなるため、若い頃に比べて筋肉量が減ることが考えられますが、必要なのは筋肉量だけではありません。

筋線維はその機能や特徴によって、赤筋と白筋に分けられます。赤筋は、遅筋とも呼ばれ、ゆっくりとした持続的な運動に適しています。反対に白筋は、速筋とも呼ばれ、瞬発的で大きな運動に適しています。この二つのバランスは、遠海を泳ぐマグロと近海にいるヒラメに例えられるように、個人差があり、どちらの筋肉が多いかによって得意な運動も異なってくるのが分かります。

高齢になると、この白筋の減少が見られるそうです。さらに運動の不足でも白筋は細くなってしまいます。高齢者に見られるゆったりとした動きはこの白筋と赤筋のバランスによるものと言えます。白筋を鍛えるためには、少し負荷があるかなくらいのトレーニングが必要です。ですが、急にジムに通ってマシーンを使うことは危険性も高いので、自宅で軽いスクワットなどの運動から始めましょう。筋線維のバランスを保つことで筋肉の質の向上を目指したいものです。

 

2017年10月コラム「ニキビを治すには」

 

 

 

 

 

 

 

誰もが通る道と言われるニキビ。「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患のことを言います。
私たちの肌にはたくさんの体毛が生えていますが、その毛一本ずつに皮脂腺という皮脂を分泌する器官がくっついています。ここから肌の表面に分泌物が広がっていき、保湿や保護をしてくれています。この皮脂の分泌が活発にな
ると、分泌物の出口が皮脂で詰まった状態になり、酸素が行き届かなくなります。そのため、酸素を嫌う性質であるアクネ菌が増えてしまうのです。アクネ菌以外でも寝不足やストレス、ホルモンバランスの乱れによっても同じように角質層を詰まらせる原因となります。毛穴に詰まってしまった皮脂は活性酸素によって酸化され、さらに炎症を引き起こす過酸化脂質となって周囲を壊していってしまい、ニキビになります。

ニキビと聞くと、脂のイメージを持ってしまいがちです。とにかく脂を落とし切って、オイルやクリームといったケアはとにかく敬遠して乾燥させたいという方も多くいらっしゃいます。自社製品ながら「セラリキッド」もオイルなのでニキビ肌にはどうかと思っていた時期もありますが、実際にはすっかり回復しスベスベになったという声をいただきます。
もちろん肌を清潔に保っておくことは大切です。毛穴に詰まってしまった皮脂を流し、余計についた汚れも落とすようにします。ゴシゴシこすったりスクラブが入った強い洗顔料を使うのではなく、泡立ちがよい洗顔料を使いやさしく洗顔をしましょう。

皮脂や汚れを落としたら、肌を保護することが重要です。皮脂を落とすということは、本来肌に必要な保護・保湿してくれている成分を落としていることになります。そのままにしておくと、肌はむき出しのまま。オイルやクリームは肌を保護・保湿してくれるので成分を選べば、反対にニキビ予防に有効なケアになります。たとえばツバキ油や馬油、シアバターは油脂という種類に分けられます。油脂はアクネ菌を栄養してしまうので、ニキビには悪影響を及ぼす心配があります。軟膏成分としても知られているワセリンは、炭化水素類でできています。刺激も少なく、酸化しにくいのが特徴です。もちろん塗りすぎてしまうと肌の浸透力はよくないので、かえって毛穴をふさいでしまうことも考えられます。どんな種類なのか、メリットデメリットをしっかり把握して使用することが大切です。
ちなみにお客様のなかにはジェルをニキビのケア用としてお使いの方も多くいらっしゃいます。水分も補給できて、サラサラの仕上がりがニキビ肌にはちょうどいいそうです。ご自分に合ったニキビケアをぜひ見つけてみてください。

2017年9月コラム「ロコモにならないために」

治療院にいらしてくださる方々のなかには、膝や腰に痛みを抱えていらっしゃるケースが多く見られます。足腰に痛みが出ると途端に生活そのものが崩れていってしまうと皆さん足腰の大切さを感じられるようです。年齢を重ねるにつれ、どうしても不具合は出てきてしまいます。ですが、自分の足で動けるかどうかで行動範囲も精神的な安定も大きく違います。多少の不具合があっても自分で歩ける方は、行動範囲も広く好奇心も旺盛。お元気な方が多いように思います。

ロコモティブシンドロームという言葉を聞いたことがありますか? ロコモとも呼ばれる高齢者の方に多く見られる運動器障害です。筋肉や関節、靭帯といったような身体を動かすために必要な運動器に支障が出てくることにより、日常生活を一人でこなすことができなくなることを言い、進行すると介護が必要になってしまいます。要支援、介護認定を受ける原因として認知症や脳卒中と肩を並べると言われます。15分以上歩けない、支えなしに立ち上がることができない、転倒の危険性といったチェック項目がありますので、現状を把握しておくのもいいと思います。

ロコモにならないために、無理のない範囲での運動が必要です。ストレッチをしたり、つかまり立ちをして踵の上げ下ろしをするような簡単な運動を日常に取り入れる意識が大切です。
また、同時に栄養にも気を配っていただきたいと思います。だんだん食事の量が減ったり、好みの食事だけに偏りがちの方が多くなると聞きます。若い人じゃないから栄養はそんなに必要ないと思われがちですが、筋肉量が減る分、たんぱく質もかえって多く摂取していく必要があります。しっかり良質なたんぱく質を摂り、ハツラツとした毎日を送りましょう。