2018年3月コラム「花粉症による肌荒れとオイルケア」

花粉症といえば、くしゃみや鼻水が止まらないというイメージですが、実は花粉は肌にも悪影響を与えています。この時期の肌荒れの理由を、何度もティッシュを使うから? 一日中マスクをしているから? 季節の変わり目だから?と考えていませんか。
花粉が肌につくことによって、まぶた、頬、顎や首まで赤みや痒みが出ます。ヒリヒリしたり、皮がむけたり、湿疹が出たりと症状はさまざま。花粉症と一緒に見られる症状でもありますが、最近は皮膚炎のみが出るケースも増えてきました。
寒暖差も激しく、まだ暖房の風にも当たり、肌は乾燥しています。免疫力や抵抗力が低くなっているところに、アレルゲンが運ばれてくることになります。
花粉症皮膚炎にならないようにするためには、花粉がついている状態をできるだけ短くすることと保湿を心がけること。やさしく泡立てて洗顔をするようにしてください。できれば髪の毛からしっかり全身洗い流してしまいましょう。そして大切なのが保湿ケアです。
免疫力が下がった肌には、包み込むオイルケアがおすすめ。 洗顔をするときも同じことが言えますが、こすったり触りすぎるとダメージを与えてしまいます。両手にオイルをとって手に馴染ませたら、肌にオイルを吸わせるように、そっと手を当ててください。顔は立体になっていますので、カーブに合わせて手をそえることが大切です。額や鼻から下の部分は片手で横から当てます。特にピタピタ動かす必要はありません。まんべんなくオイルが付くように何度か繰り返しましょう。肌がお腹いっぱいになると、手にオイルが残るようになりますので、肌が欲しているだけのオイルを吸収させるようにします。 また、オイルに花粉がすぐについてしまわないよう吸収率の高いオイルを使うか、夜のお手入れにオイルケアを取り入れてください。 オイルケアでダメージを防ぎ保湿をしておくと、マスクが外せるころにはターンオーバーされたキレイな肌が出来上がっていることでしょう。

2018年2月コラム「予防もできる腰痛オイルケア」

腰痛はもともと非常にメジャーな疾患ですが、最近は10代の子から幅広く腰の痛みを訴える方が多いように思います。そこで今回は腰痛を抱えている人や周りに腰痛を抱えている人をケアしたいという方のために腰痛のためのオイルケア方法をお伝えします。
腰痛といっても本当にそれぞれで、多くの原因があります。
腰には腰椎という骨が5つあります。首や背中に比べると大きめの骨が、間に椎間板のクッションを挟んで積み重なっている形です。この腰椎が直接影響を受けて痛みが発生したり、椎間板のクッションの機能が低下したり、または腰椎そのものではなく病気からくるものといったことが腰痛に関連してきますが、これらは痛みの原因がはっきりしています。そのためその痛みがX線やMRIで特定できるのか、その他の病気からの痛みではないのかは、あらかじめチェックしておくようにします。
「骨にも異常がなく、病気からくるものでもない。痛みは確かにあるのに、特定はできない」という痛みがオイルケアに適した腰痛です。特定できない腰痛は、デスクワークや同じ姿勢を保つことが多い、冷えている、使いすぎ、筋力の低下、ストレス、不眠、神経の過敏といった多くのことが重なったり、ぐるぐると悪循環していまい慢性化することが考えられます。
特定できない腰痛の場合でも痛みは同じように感じるので安静にして動きたくないものですが、ずっと動かずにいると筋肉も硬くなり、関節も動かなくなっていきます。そのため、炎症がない場合には、温めて血管を広げ血行をよくし、いらない老廃物を流すオイルケアは腰痛に適しています。
腰痛のオイルケアは、腰の中心からお腹の方向に向かって行います。セルフオイルケアの場合には後ろから前にウエストラインをたどります。相手の方に行う場合は腰に対して垂直になるようにして腰の中心から自分とは反対側のお腹に向かって行います。骨の上を通過してしまうと骨を押されて痛みが発生してしまうので、骨は触らないようにしましょう。からだの中心にある腰椎のほかに、ハート型をしている腸骨を目安にすると分かりやすいです。自分の腰に手を当てるとお腹とウエストの切り替えで当たる骨が腸骨です。この腸骨に沿って手を合わせていくと骨と筋肉の際をケアすることができます。この骨と筋肉の際の上側を1ライン目、それより手ひとつ上の2ライン目をケアしていきます。腰ラインそのもの以外にも臀部や大腿部にも痛みがあったり、張り感がある場合が多いので、一緒にケアしていくと効果がアップします。
冷えている方もいらっしゃいますが、自分の手より比較的温かいことが多いので手は十分に温めてオイルケアしてください。オイルを大量に手にとると滑ってしまうので、少し少なめにしてゆっくりケアするのがお勧めです。ぜひお試しください。

2018年1月コラム「髪にも頭皮にもオイルケア」

最近、母が自分の髪の毛が気になると言い始めました。歳をとると髪の毛が細く少なくなるので、量やハリがなくなってきてしまいます。私の母の場合は、白髪も少なく、量もそんなには減っていないように思うのですが、毎朝どうしても目に入るので気になってしまうのでしょう。今回は母にも紹介したセラリキッドを使ったオイルのケアをお伝えしたいと思います。
頭皮も肌ですので、あらゆるダメージを受けてしまいます。私たちは目に見える顔や体の肌には気を配りますが、どうしても頭皮は置いてきぼりにしがち。ですが真っ先に紫外線を受け、エアコンの風に晒され、シャンプーでゴシゴシと洗われていることを考えると、乾燥したりニキビができるのも頷けます。ほかにも抜け毛や湿疹、フケ、かゆみといった頭皮のトラブルは意外と多くあります。これらのトラブルを避けるために、お風呂あがりのほんの数分だけオイルケアをしてみてください。

オイルケアをすると言っても、大量のオイルをべったりと髪につけることはお勧めしません。タオルで優しく水分を拭いたあとに、すぐにケアしてください。ここも肌と同じように考えていただければいいと思います。手にオイルをとりますが、このとき手のひらではなく指先のほうにオイルをつけてください。一回指先に行きわたらせるように馴染ませます。
指先を使って、頭皮をマッサージするようにします。このとき指先を使って行いますが、爪は当たらないように注意してください。頭皮を傷つけてしまいます。あまり強くすると、反対に頭皮にダメージを与えてしまうので、ゆっくりやさしく頭皮をつかむようにして動かしてみてください。オイルを頭皮に浸透させるようにするのがコツです。頭皮をケアした残りのオイルを髪の毛にいろいろな方向から馴染ませてください。そのあと、ドライヤーで乾かしましょう。
簡単なオイルケアをすることで、髪や頭皮の乾燥を防ぐことができ、血行をよくすることができます。水分や栄養を行きわたらせることで、新しい毛髪も生えてくるので、薄毛に悩む方にもオススメです。

 

2017年12月コラム「風邪の初期症状に!のどのオイルケア方法」

 

そろそろインフルエンザの流行の情報が見え隠れしてくる季節です。電車のなかでも、ゴホゴホ咳をして周りの乗客から何でマスクをしてないの?と見られている人も多くなってきました。
風邪のひきはじめにのどの痛みや咳が出るという症状はよく見られます。

喉は日々飲み物や食べ物が通っている場所ですが、それだけではなくてウィルスや細菌、ほこりが入ってくる入り口になっています。これらの異物がからだの奥に入らないようにしてくれているのが、のどにある線毛です。線毛が一定の方向に動くことによって、異物をリレー形式で外へと出してくれます。たとえば痰もその一つです。この線毛が元気に活動してくれていれば風邪をひくことなく過ごしていられることになります。
線毛に活躍してもらうために乾燥と低温は避けなければいけません。線毛は乾燥してしまうとしなやかに動くことができなくなり、低温になると血行が悪くなるので動きが制限されてしまいます。うがいやマスク、マフラーをして首元を温めるといった対策のほかにオススメなのがオイルでのケアです。

のどをケアするときには血管や神経が通っているため、あまり強すぎないよう優しく手の平全体を使ってオイルを塗っていきます。温めた手でオイルを手にとり、耳のすぐ下から前の鎖骨方向に向かってゆっくり動かしてます。斜めについている胸鎖乳突筋をたどっていくように斜めに手をおろしてくるのがポイントです。また首の後ろあたりまで手の平を入れて手前に引いてくるようにすると首全体をケアすることができます。両方ともオイルケアする反対側の手を使って行いましょう。
のどをオイルでケアすることによって、のどが温められ線毛も元気に活躍してくれることになり、効果的な精油をセレクトすれば抗菌や去痰作用も期待ができます。自分で簡単にできますし、服から出ている箇所なので電車のなかでもどこでもさっとオイルケアができます。のどのオイルケアをして、寒い冬を風邪知らずで乗り切りましょう。

2017年11月コラム「筋肉の質」

「筋肉の質に注意」についての記事が出ていました。見た目には筋肉のつきかたに変わりがないのに、実際動こうとすると運動機能が低下していると感じる人が増えているそうです。筋肉の質をチェックする動きとして、椅子立ち上がりテストが紹介されていました。片足で椅子から立ち上がるテストですが、昔から膝を痛めている私はすでに不可能ですが、皆さんはいかがですか?

筋肉は筋線維という細胞が束になったものです。同じ方向に向かって細長い線維が並んでいて、これらが縮んだり引っ張ることで筋肉が収縮します。この筋線維が太いと筋肉量が多く、重いものを持ったりする筋肉の大きさに比例します。年齢を重ねることで筋線維が細くなるため、若い頃に比べて筋肉量が減ることが考えられますが、必要なのは筋肉量だけではありません。

筋線維はその機能や特徴によって、赤筋と白筋に分けられます。赤筋は、遅筋とも呼ばれ、ゆっくりとした持続的な運動に適しています。反対に白筋は、速筋とも呼ばれ、瞬発的で大きな運動に適しています。この二つのバランスは、遠海を泳ぐマグロと近海にいるヒラメに例えられるように、個人差があり、どちらの筋肉が多いかによって得意な運動も異なってくるのが分かります。

高齢になると、この白筋の減少が見られるそうです。さらに運動の不足でも白筋は細くなってしまいます。高齢者に見られるゆったりとした動きはこの白筋と赤筋のバランスによるものと言えます。白筋を鍛えるためには、少し負荷があるかなくらいのトレーニングが必要です。ですが、急にジムに通ってマシーンを使うことは危険性も高いので、自宅で軽いスクワットなどの運動から始めましょう。筋線維のバランスを保つことで筋肉の質の向上を目指したいものです。