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Category Archiveマンスリーコラム

花粉症対策

関東の今年のスギ花粉の飛散量は、昨年8月の猛暑と日照時間が長かったことでスギの成長が良く、昨年春より1.5~3倍というかなり多い飛散が予想されています。
もう鼻がムズムズしたり、くしゃみをしている人が目立つようになってきています。飛散は3月中旬をピークに4月中旬まで続きます。戦後、木材を得るため加工しやすいスギが大量に植林され、現在開花適齢期を迎えていること、温暖化によって量が増えていることでスギ花粉の患者が増え、5人に1人が症状を持っている国民病ともいわれています。

都心の人に花粉症が多いのは、大気汚染の元凶、ディーゼル排気微粒子(DEP)が花粉に対する抗体を作りやすくしているといわれています。
ウイルス、細菌、そして花粉なども我々にとって異種タンパク質で、それらが入ってくると自分の体にとっては異物と判断し、ウイルス・細菌・花粉などを排除する働きを持つ物質、抗体を作り出します。この抗体となるのは免疫グロブリンIgと呼ばれるタンパク質のグループです。
IgにはIgA、IgM、IgG、IgD、IgEの5種類があり、花粉症にかかわるのは主としてIgEであることがわかっています。花粉症の場合、IgEが本来の仕事を外れて、外敵ではなく自分を攻撃することによって起きてしまいます。花粉が鼻の粘膜に入ると、炎症などの腫れが見られるところにたくさんいる肥満細胞の表面にくっついているIgE抗体に結合します。肥満細胞にIgE抗体がつきやすいかどうかも花粉症になりやすいか、なりにくいかを決めています。IgE抗体が花粉を捕らえると肥満細胞は活性化し、ヒスタミンなどを放出して、くしゃみを出しさせたり、血管の透過性を高めて浮腫、鼻汁を増加させ、鼻詰まりなどのアレルギー症状を起こします。目の場合も同様に結膜上で肥満細胞のIgE抗体に花粉が結合して涙を分泌させ、神経を刺激してかゆみなどを生じさせます。

帝京大学医真菌センター所長の安部教授は香りとアレルギーの研究をしています。安部先生はIgE抗体に抗原(アレルゲン)が結合するのをバラの精油が防ぎ、ヒスタミンの放出をラベンダー・カモミール、アレルギー症状をユーカリ・ペパーミント、アレルギーの持続をティートリー・ゼラニウムが抑えると発表しています。特に花粉症の場合はミントが抑えていきます。ミントの香りをポケットに入れたり、ミントの入ったマッサージオイルで鼻の周りをマッサージするのが効果的です。

またTNF(腫瘍壊死因子)というサイトカイン(生理活性物質)が炎症、アレルギー反応にきわめて直接的な関係を持っています。
関東の今年のスギ花粉の飛散量は昨年8月の猛暑と日照時間が長かったことでスギの成長が良く、昨年春より1.5~3倍というかなり多い飛散が予想されています。もう鼻がムズムズしたり、くしゃみをしている人が目立つようになってきています。飛散は3月中旬をピークに4月中旬まで続きます。戦後、木材を得るため加工しやすいスギが大量に植林され、現在開花適齢期を迎えていること、温暖化によって量が増えていることでスギ花粉の患者が増え、5人に1人が症状を持っている国民病ともいわれています。
都心の人に花粉症が多いのは、大気汚染の元凶、ディーゼル排気微粒子(DEP)が花粉に対する抗体を作りやすくしているといわれています。ウイルス、細菌、そして花粉なども我々にとって異種タンパク質で、それらが入ってくると自分の体にとっては異物と判断し、ウイルス・細菌・花粉などを排除する働きを持つ物質、抗体を作り出します。この抗体となるのは免疫グロブリンIgと呼ばれるタンパク質のグループです。IgにはIgA、IgM、IgG、IgD、IgEの5種類があり、花粉症にかかわるのは主としてIgEであることがわかっています。花粉症の場合、IgEが本来の仕事を外れて、外敵ではなく自分を攻撃することによって起きてしまいます。花粉が鼻の粘膜に入ると、炎症などの腫れが見られるところにたくさんいる肥満細胞の表面にくっついているIgE抗体に結合します。肥満細胞にIgE抗体がつきやすいかどうかも花粉症になりやすいか、なりにくいかを決めています。IgE抗体が花粉を捕らえると肥満細胞は活性化し、ヒスタミンなどを放出して、くしゃみを出しさせたり、血管の透過性を高めて浮腫、鼻汁を増加させ、鼻詰まりなどのアレルギー症状を起こします。目の場合も同様に結膜上で肥満細胞のIgE抗体に花粉が結合して涙を分泌させ、神経を刺激してかゆみなどを生じさせます。

帝京大学医真菌センター所長の安部教授は香りとアレルギーの研究をしています。安部先生はIgE抗体に抗原(アレルゲン)が結合するのをバラの精油が防ぎ、ヒスタミンの放出をラベンダー・カモミール、アレルギー症状をユーカリ・ペパーミント、アレルギーの持続をティートリー・ゼラニウムが抑えると発表しています。特に花粉症の場合はミントが抑えていきます。ミントの香りをポケットに入れたり、ミントの入ったマッサージオイルで鼻の周りをマッサージするのが効果的です。

またTNF(腫瘍壊死因子)というサイトカイン(生理活性物質)が炎症、アレルギー反応にきわめて直接的な関係を持っています。TNFは適正な量であれば、ガンの増殖を抑え、睡眠を促し、発熱、骨の代謝に関わり、疲労感を取ったりしますが、過剰に産生されると炎症、アレルギーを起こします。TNFの産生が多いとIgE抗体を増やします。TNFの産生がIgE抗体の産生を左右しているのです。北海道の契約農家で栽培された青ジソはTNFの産生を抑制し、花粉症などのアレルギーを抑える働きがあります。
1000枚の青ジソを原料とし、シソの葉エキス20グラムができます。マウスの実験ではTNF誘導物質を投与するとマウスのTNFの単位は1224となりますが、一方シソの葉エキスを飲ませてからTNF誘導物質を投与したマウスのTNFの単位は398と抑制率は68%になっています。シソの葉エキスが花粉症予防に効果があることが分かります。シソの葉エキスを飲料水等の中に1日何度も入れて、今年の花粉症対策をしましょう。

TNFは適正な量であれば、ガンの増殖を抑え、睡眠を促し、発熱、骨の代謝に関わり、疲労感を取ったりしますが、過剰に産生されると炎症、アレルギーを起こします。TNFの産生が多いとIgE抗体を増やします。TNFの産生がIgE抗体の産生を左右しているのです。北海道の契約農家で栽培された青ジソはTNFの産生を抑制し、花粉症などのアレルギーを抑える働きがあります。
1000枚の青ジソを原料とし、シソの葉エキス20グラムができます。マウスの実験ではTNF誘導物質を投与するとマウスのTNFの単位は1224となりますが、一方シソの葉エキスを飲ませてからTNF誘導物質を投与したマウスのTNFの単位は398と抑制率は68%になっています。シソの葉エキスが花粉症予防に効果があることが分かります。
シソの葉エキスを飲料水等の中に1日何度も入れて、今年の花粉症対策をしましょう。

株式会社セラ 町田 久

ビタミンCの効果

最近ビタミンCの話題が多く聞かれます。

私がビタミンCを勉強したのは1977年に講談社から出版された三石巌著“ビタミンC健康法”という本です。三石先生はその数年前から私の治療院に毎週通って来られていましたので、今でも手元に先生のサイン入りの本があります。また同じ年に翻訳されて出版され、ノーベル化学賞、平和賞と二つのノーベル賞を受賞したライナス・ポーリングの“ビタミンCとかぜ、インフルエンザ”も併せて読んでいました。

それ以来私は1日2グラムのビタミンCを飲み続けています。それ以前はよく熱を出して、歩くのもままならず、寝込んでしまったことがありましたが、ビタミンCを飲んでから30数年、風邪を含めて寝込んだことは一度もありません。風邪気のあるときには2グラムを3,4回と入れていきます。

ちなみに食間での吸収を100とすると食後は150と食後の方が吸収はいいです。またビタミンCで下痢をする人もいますが、そのような方は午後腸の動きが安定してきた時に入れるといいでしょう。

ビタミンCがなぜ風邪に有効なのかというメカニズムは二つあります。

一つはインターフェロンによるものです。我々はDNAの設計図を読み取ってリボゾームというところで設計図通りにタンパク質を作っていきますが、風邪のウイルスはそのリボゾームをウイルスの工場にして数万というウイルスを増殖していきます。このリボゾームに持ち込まれた遺伝情報がにせものであることを見破る(干渉する)のがインターフェロンです。インターフェロンを作るためにはビタミンCが補酵素として必要です。

もう一つは過酸化水素という活性酸素によるものです。ビタミンCはウイルスがあると自動酸化し、過酸化水素を作り、その毒性でウイルスを叩いていきます。ただ体内に必要以上に過酸化水素が増えていくと困ります。必要以上の過酸化水素はビタミンB2,セレニウムによって水に除去されていきますから、特にビタミンCを飲むときにはビタミンB群を一緒にとることが大事です。

ガンに対しても1970年代にライナス・ポーリングはキャメロン医師と研究を進め、1日10グラムを点滴と経口で投与し、進行ガン患者の生存期間を4倍ほど延長し、QOL(生活の質)を高めることを「米国科学アカデミー紀要」に発表しています。

しかし当時米国政府医療機関のメイヨー・クリニックではその治療効果を否定しました。それに対してポーリングは免疫系が健全であることが重要であると反論しています。この見解は今の医療においても言えることで、いかに免疫系を高めながら治療していくかが課題になっています。免疫賦活作用のあるサプリメントなどを利用しながらガンの治療をしている医師がアメリカ、日本で増えています。

現在アメリカを中心にビタミンC50~60グラムの点滴療法が行われています。高濃度のビタミンCを静脈に点滴すると、血液中を安全に運ばれて、ガン細胞を選択的に選び、過酸化水素を発生させてガン細胞を攻撃していくやり方です。ビタミンCの可能性に注目が集まっていると言えるでしょう。

株式会社セラ 町田 久