10月末に中国上海で、11月初めに韓国ソウルで大きな大会がありました。

中国では”International Organization of Aroma Industry (IOAI)Summit 2009”が開かれました。
これは中国政府の委員会が主催したものです。アロマセラピーはある程度経済的なゆとりの中で普及されていくものですが、中国もこの数年でアロマセラピーが盛んになってきました。そこで国としてアロマセラピーの教育制度、精油の基準などを設けてアロマセラピー界のレベルを上げ、それを維持していこうとするのが狙いです。
第一回のサミットを通じて共通教科書を作成し、国の基準に合った精油にお墨付きを与えました。今後大学にアロマセラピー科を作り、その卒業生に国としてアロマセラピストを認定していく方針です。
私もその委員会の委員になったので、今後セラピストの教育課程の中に私の講座を設けていくつもりです。そして国が認定するアロマセラピストの最後の講座を日本への短期留学の形をとろうと話し合っています。帝京大学の安部先生に手助けしてもらいながら、その講座を作っていくつもりですが、その会場の一つに北海道小樽市朝里川温泉朝里クラッセホテル(0134-52-3800 担当武田さん)を考えています。

朝里クラッセホテルは免疫をテーマにしていこうとする健康増進ホテルです。
ホテルは森に囲まれていて、森の散策路もできています。温泉もあり、薬膳料理にも力を入れています、いくつかの部屋には下川町のモミの木の精油を部屋に備え付けて、その香りを楽しむことができます。玄関の横では免疫を測れる装置も置き、ホテルを利用することで、どのように体が変化したかも自分で確かめるようにしようとしています。ゆくゆくは統合医療センターをホテルの中に作るのが目標です。
中国からの留学生には名寄市の近くの下川町にも足を運んでもらい、NPO森の生活の施設ヨックル(01655-4-3101)に寝泊りして、朝、モミの木を伐採し、枝打ちをして、工場まで運び、釜に入れて蒸留する体験をしてもらおうと思います。夕方前にはモミの木の精油が出来上がり。蒸留したあとの暖かい枝葉の中に足を入れて足浴を楽しみます。出来上がった精油をビンに詰めて持ち帰ります。アロマセラピーを勉強している人にとって、現場で精油を作る体験は貴重なものです。現在広州の美容協会、上海のアロマの学校からも同じような話が入ってきています。

韓国では第5回国際統合代替医学会(International Society of Integrative and Alternative Medicine)が開かれました。
今回から会長が京畿大学代替医学大学院教授のCHO先生から若手のSUNG先生に代わりました。SUNG先生はスポーツアナリスト協会、マッサージ協会の会長でもあり、今回の会にはスポーツ関係者も大勢参加されました。
World Football Freestyie Federation会長のWOOさんが舞台でサッカーボールを使ってのリフティングのデモンストレーションをしました。彼は6年前に引退しましたが、世界的に有名な選手です。
会場には統合医療の大学関係者の他に、スポーツ関係者、美容、エステ、アロマセラピー、看護師など、以前に比べ色々な業界の人が参加してきたのが印象的でした。横の繋がりができると、今後とても楽しみな学会になりそうです。
ちなみにエステ、アロマセラピーは皮膚管理師の国家資格がないと仕事が出来ません。ほとんどが大学教育の中に組み込まれています。

町田 久