1月末から中国、上海、広州、北京に行ってきました。
上海、北京の人口は1700万人、広州も1000万人の大都市です。他に農村からの出稼ぎ人口が中国全土で1億3千万人あり、それぞれの都市の人口に40%の出稼ぎ人口が加わるという。この出稼ぎ労働者が中国の発展に大きく寄与しているといわれています。
今回の街の印象は上海では5月の万博、また12日の正月を控えて慌しい空気が流れ、市内は工事中のところが多く、埃っぽく、空が見えませんでした。広州も工事中のところが多く、やはり埃っぽく、東京から買って行ったのど飴を一日中舐めていました。
広州では、自動車部品工場を17、8持つ日産に人気が集まっていました。現金販売ですので、例えば300万円の車ですと、注文時に150万円、引取りのときに150万円支払います。中国では100元札が一番大きなお札なので、150万円ですと1200枚ほどのお札が必要になります。私は中国滞在中、ホテルはいつも中国系のホテルを使いますが、ホテル代金も中国人はみんなキャッシュで支払いますので、みんな数えるのに大変な様子でした。日本に観光ビザで来る中国人は年収25万元(350万円)以上の所得制限があり、旅行会社にも保証金が必要ですし、カードもプリペイドカードですので、数百万円銀行口座に入れてから日本に来られる方が多いようです。

北京ではアロマセラピー政府委員会の主任(代表)とミーティングしてきました。
この委員会は半官半民の委員会で、今急速にアロマ市場が発展している中国で、製品の基準を設けたり、専門学校を作り、アロマセラピストに認定書を出したり、学会を設ける仕事をする機関です。
中国でのアロマは、10年ほど前から美容の世界で浸透し始めました。委員会は美容の世界から医療の世界へと広げていこうとしています。その一環として指定病院でアロマセラピーを健康保険証が使えるものとし、関節の痛み、不眠症など保険に使えるようにしたいと考えています。
ちなみに日本の鍼メーカーのセイリンは、作られる鍼の80%がドイツに輸出されています。これもドイツでは特に老人医療に保険証が使えるから、そのニーズが大きいのでしょう。ドイツは統合医療が盛んなところで、中国の中医薬大学との交流も盛んに行われています。

半官半民の委員会は会社を作り、精油の抽出、アロマ製品の販売をしていこうとしています。
それによって精油の基準を決めたり、その精油を使った認定製品を作る計画です。それらの製品には委員会のマークが入ります。ビタミンマッサージ用のオイル(セラリキッド)をベースにし、中国産の精油をブレンドしたマッサージオイルを作る計画もあります。
また教育面でも、今は各大学の美容科、骨傷学部などの中にアロマセラピーのカリキュラムを入れて、その科目を履修したものに委員会の認定書を出しています。現在、専門学校は福建省と上海に認可されており、委員会も専門学校を作ります。これをモデルケースにして、中国でもアロマセラピストが作られていきます。
まずは私の特別セミナーを開いていき、専門学校の卒業生ができたら、そのアップグレード講座を持つことになりそうです。そしてその講座を統合医療を考えている北海道朝里川温泉クラッセホテルを会場にし、また下川町でモミの木の間伐から抽出までを実習してもらおうと考えています。
中国がこれからのアロマセラピーの新しい流れを作ることでしょう。

 

町田 久