治療に来られた方に、私が以前ハワイで数回講演会をしたことがある話をしました。
その時ラジオ局に行き、本番のインタビューを受けましたが、その内容が残っているコピーのことはすっかり忘れていました。しばらく見ていないので、探してみましたら、そのコピーが出てきました。1993年7月29日ラジオZOOでの収録で、17年前です。その最初の部分を紹介したいと思います。インタビュアーは北村さんです。

北村: 4時半を回りました。この時間は、ビタミンマッサージの町田先生をお迎えしました。健康について心配や問題のある方に良いお知らせです。10年程前、町田先生は栄養学の研究中、皮膚から直接体内にビタミンを送り込むことを考えだし、健康問題関係者の注目を浴びました。これはビタミンマッサージと名付けられ、驚くほどの効果を上げて、フランス、台湾、中国にも紹介されています。

北村: ビタミンはビタミンとして納得し、マッサージもマッサージとしてここで大変普及していますが、ビタミンマッサージについて先生から直接具体的にお話をお伺いしたいと思います。

町田: ビタミンマッサージはその成分がポイントになるわけですが、そのビタミンはビタミンEです。勉強していくうちにビタミンEの吸収が問題になってきました。普通ビタミンEは口から食べますよね、小腸から吸収していきますが、その吸収率は5~6%と非常に吸収が悪いです。それで、特にどこかが具合が悪い、例えば膝が悪いという場合、膝のビタミンE濃度が非常に下がっています。ビタミンの体内の使われ方にはカスケードという段々滝理論がありまして、ひとつの滝の段がひとつの働きをする。その段が何百、何千とあるわけです。そしてビタミンは上のほうからずっと流れてきます。そうすると、滝の上の方は調子良く、いつもビタミンが行くけれども、下の方ですと途中でビタミンは途切れしまいます。ですから膝が痛いときは、膝のビタミンE濃度が非常に低いわけです。それでビタミンEを皮膚から擦り込んで吸収させていこうと思い付きました。皮膚からの吸収は腸からに比べ、非常に良いのがビタミンEの特徴です。

北村: 良く顔に吹き出物が出来たとか、唇なんかが痛くて切れた時などにビタミンEを直接塗ったら効くということが、よくハワイでは言われています。で、皆様そのカプセルからビタミンEを取りましてそれを塗りますけれど、それと同じ原理ですか?

町田: そうです。ただそこに質が問われるのです。天然のビタミンEがあり、吸収が良くなります。

北村: ああそうですか。そうしますと、人間が本来持っているオイルと最も似通ったものと言えますか?

町田: いえ、成分そのものです。人間には最少単位がありますね。その中に核があり、その中に遺伝子があって、我々は遺伝子に情報を送って、その遺伝子の設計図通りに体を作ったり、壊したりしています。その核の中にビタミンEは8割、残りの2割は生体膜にあると言われています。ですから体の成分と同じものを入れているわけです。

北村: なるほど、では人間が欲しているものですから吸収が早いというわけですね。

17年前のラジオ局の様子が目に浮かんできます。ひとつの手技を持っていると世界中を回ることができると確信できたことを思いだします。