3月は私の誕生日。63歳になりました。去年の誕生日も63歳と言っていましたので、今年は年を取りません。大好きな羊羹がお祝いとしていくつか頂きました。一緒に住んでいる6歳の双子の男の子と女の子の孫からおめでとうと声をかけられました。これが何よりのお祝いです。先日大阪の講演会の後、ある人が“町田さんの主張と行動は15年、20年と全くぶれていない”とほめてくださいました。統合医療、滞在型医療、タッチングなどずいぶん前から話をしてきましたし、今でも毎月何人もの方々とこれらをテーマに新しい出会いがたくさんあります。

3月初めに島根県飯南町の松田参事、三島主幹、第三セクターの安部社長が表参道に来られました。飯南町の街おこしの話し合いです。飯南町は島根県中南部にあり、広島県と県境、東京からは出雲空港、そこから車で1時間30分。名刺には『神降る 星舞う 水薫る 飯南高原』と書いてあります。人口は約5600人、町の花はボタン、木はブナの木で、周囲が1000メートル前後の山に囲まれ、平坦地で標高が450メートルの高原地帯で、町の面積の90%が山林原野で占めています。水、米、そば、ヤマトイモが美味しい町です。
森林セラピー基地でもあります。“森林セラピー基地”はNPO森林セラピーソサエティが公募、認定しているもので、“セラピーロード”をあわせて全国に42カ所あります。
「森の香りや空気の清浄さ、美しい森の色彩や景観などが人の生理に及ぼす効果について、医学実験による検証を終え、お墨付きを得ている森です。」と定められています。
生理的反応の医学的計測としては①唾液中のストレスホルモンや心拍変動、②血中の抗ガンタンパク質の変化などを読み取って、森の効果を解明しています。
森林セラピーはこうした医学的なエビデンスに裏付けされた森林環境を利用して心身の健康維持・増進・疾病の予防を目指しています。飯南町も4つの森林コースを持ち、44名のガイドが付き添ってくれます。この5月に今度は私が飯南町に行って、森林セラピー基地を舞台に、どのように街おこしができるかを話し合ってきます。

㈱セラでは関東ITソフトウェア健康保険組合の千葉舘山保養施設でビタミンEエステの運営、管理を6,7年しています。IT健保の被保険者を対象に3ベッドを使用、8人のセラピストで施術を行っています。毎月450名前後の利用者があり、予約がなかなか取れない状態が続いています。そして毎月のアンケートでは95%以上の人が満足していると答えています。セラピーを望んでいる人が大勢います。
飯南町でも森林セラピー基地に健保組合などとの提携でセラピーを加えるべきだと提案しています。森とセラピーの施設を利用しに、広島市などから人が集まる街にしなくてはなりません。街づくりのポイントは人が集まる街にすることです。
そして町では高齢者の方が神経痛などで悩んでいる方が多いと伺いました。高齢者を元気にする、これもキ―ワードです。セラピーを定期的に受けていただく形を考える。そしてセラピーを受けるとともに自分でマッサージが出来るように指導していくことも大事だと考えています。受け身では健康への意識が高まりません。セルフケア-の意識が必要です。

町田 久