毎月多くのセミナ―をこなしています。
セミナ―を開く地域、年齢層、職業、男女比、参加人数などで、話の内容を変えていきます。スライドを用意する、しないでも話の展開が変わります。
分子栄養学の私の恩師、三石巌先生は物理の大学教授でした。三石先生の講演は難しい言葉があるのに関わらず、わかりやすく、説得力があり、引き込まれるような話でした。健康に対する視点がしっかりしていたせいでしょう。三石先生の講演会の司会などを時々しながら、たくさんの講演を聞くことができました。30数年前、三石先生のもとで勉強をしていましたが、先生は勉強をしたことをみなさんに伝えなさいと指導してくれました。都内、千葉、埼玉、神奈川と知り合いの自宅を開放してもらい。近所の人を集めていただき勉強会を続けました。

ところが先生の立場となった私も、少し前に覚えたことなので、質問されるとわからないことがたくさん出てきました。“次回まで勉強してきます”が口癖になりました。今でも“難しい質問はしないで下さい”と言ってから質問を受けています。三石先生は“間違えを恐れて、話す機会を無くすよりは、間違えてもいいから話をしなさい。間違えは後で訂正すればいい”と背中を押してくれました。今、セミナ―では、参加者の中で一番高齢な方に、話しかけるように話をすることを心がけています。

中国のアロマ委員会の教育担当の女性が、私のセミナ―の内容を雑誌に載せてくれました。なかなかの名文ですので、その一部、実技のところを紹介します。

“アロマ委員会を通じて町田先生の個人略歴を見てから、初めて本人に会ったとき、私は彼の目の前の業績を単にそのままイコールとして書きにくかった。63歳である彼は見た目に非常に若くて、内気な人です。こちらから声を掛けないと、彼は殆どしゃべらない。しかし彼に統合医療、分子栄養学、アロマセラピーなどを言及すれば、抑えられていた微笑みが見え、その微笑みは周りの人を夏花が咲くように感化させる能力がある。
アロマ療法の若返り効果を検証するために、私は町田先生の鍼、アロマフェイシャルマッサージを体験した。すがすがしい香りを嗅いでいるうち、マッサージが始まった。彼の柔らかくて、安心感を伝えられる両手が、彼が成功する中でどんなに重要な役を演じているかを言わなければならない。軽く撫でていて日光のように慰めてくれる。
大きい力がしみ込んで水の流れの中の石をうがつように浸透する、手技を盗みたいと思っていた私は、意気地がなく寝てしまった、その夢の中、快晴な青空と白雲を見た。
顔鍼の施術中に目が覚めた、24本の髪の毛みたいに細い鍼は私の顔の上で踊っている。鍼を取り除いた後に又、マッサージオイルで鎮静させるマッサージを受け、落ち着かせる。施術が終わって、鏡の中の私はすでに顔色が豊かで、“いつもくすんだ顔色で、老けて見えるおばさん”の肌色は非常に明らかに改善されて、皮膚に艶と弾力が出て、目尻もしっかり上にあがり、気持ちはさわやかになった。この若い年寄りに対しての変化に感心して、頭が下がった。その時“上善如水,水善利万物而不争—–”の老子の言葉を思い浮かべた。
最も優れた生き方は水のごときものである。水は器なりに形を変え、謙虚に、自然に低いところに流れていく。その静かな流れの中に巨大なエネルギーを秘めている”

町田 久