25495503_s

今年はスギ花粉症にデビューしてしまいました。
アレルギーには縁がなく過ごしてきたので、いよいよといった感じがしました。何らかのアレルギーを持っている人はとても多く、日本人では二、三人に一人と言われています。

毎年話題にのぼる花粉症は、その予防法や治療法も数多く見られます。
今年は舌下免疫療法が注目を集めています。舌下免疫療法は舌下にアレルギー物質を投与することで、徐々にアレルギーに対する抗体をつくっていくものです。顎の下の方にあるリンパ節が近くにあること、痛みがない治療法であること、副作用が少ないことが特徴です。
この方法は、アレルギーの素となるアレルゲンをとにかく取り去るという考え方とは大きく異なります。0歳児でアレルギー反応が出た場合、従来はアレルゲンとなる食品は一切食べさせないことが基本でした。
しかし、経口免疫療法は、アレルゲンである食品をごく少量から少しずつ増やしていくというもの。たとえば牛乳を1mlからはじめ最終的には200mlまで飲めるように増やしていきます。実際にこの方法で成果が出たという研究報告もあり、ある食品を一生口にしない可能性を避けるという考え方からも受け入れられている療法です。

しかし、この療法を個人的に試すのは非常に危険です。
アレルギー反応は皮膚や呼吸器、消化器からアナフィラキシーと呼ばれる全身性症状まで多岐にわたります。信頼できる医療機関での血液と皮膚検査や食物の除去と負荷試験を受ける必要があります。

アレルギーに対しても多くの考え方と治療法が増えています。いろいろな情報があふれているなかで、何を選択していくかが重要です。まずは自分自身のからだと向き合うことが大切なのだと感じます。