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先日ハンドケアトリートメントの講習会を行いました。
ハンドケアは見逃しがちですが、サロンや美容室だけではなく、誰にでも気軽にすることができます。親しい方でなくても手だったら触っても大丈夫ということも多く、ベッドで横になっている方も動かずに受けられるのでご病気や介護中の方にも最適です。

講習会でもよく皆さんがおっしゃるのは、トリートメントしているほうも眠くなってくるということです。
手が温かくなってきてゆったりとした時間が流れている中、本当に眠りに落ちそうな気持ちよさがあります。これは、トリートメントを受ける方はもちろん、トリートメントをする側にも同じようにオキシトシンというホルモンが分泌されているからです。

オキシトシンは以前から女性が出産したり、母乳を分泌するホルモンとして知られていましたが、幸福感や信頼感を得られることが明らかになり「幸せホルモン」として注目されるようになりました。最近もテレビ番組で特集があり、関節の痛みや日ごろのストレスを大きく緩和する他、認知症の徘徊や症状を減らす癒しのホルモンとしてタッチングとともに紹介されていました。

他にもオキシトシンは、同じように安らぎを与える神経伝達物質であるセロトニンも活性させることができます。オキシトシンの受容体がセロトニンの神経細胞にあるため、オキシトシンが分泌されるとセロトニンも増えることになります。セロトニンが不足すると、鬱やパニック障害などの精神疾患、偏頭痛、不眠症、肩こり等、心身両面に悪影響を受けてしまいます。
ハンドケアのような簡単なタッチングによって、オキシトシンやセロトニンを増やしていただきたいと思います。

町田映子