27114335 - pouring water on a glass on white background

今年は早々に雪が降ったので、早くに冬が来たように思います。
少し前まで熱中症で倒れないように水分補給に随分力を入れていたのに、寒くなると急に水を飲まないという方も多いのではないでしょうか。

冬でも必要な水分量は変わりません。
私たちの身体の60%は水分だと言われています。要らない老廃物を排泄したり、栄養素を運んだり、体温調節をしたりと身体のなかで重要なはたらきをしています。腎臓を通過しているのが1.8 ℓ 、汗や尿として外へと排出されるのが2.5ℓと言われていますので、体内で目まぐるしく水分が動いているのかが分かります。排出されている分、食事や飲料水から2.5ℓ摂取してバランスをとっています。そのため私たちが水分として飲む量としては一日1~1.5ℓが必要になります。

今年もインフルエンザやノロウィルスが流行すると考えられます。
しっかりとうがい・手洗いをするといった予防方法がありますが、水分も有効な予防になります。一年を通して乾燥が厳しくなる季節です。ウィルスにとっては非常に活動しやすい時期なのです。ウィルスが体内に入ってきたとき、通常は鼻や気道の粘膜に生えている線毛によって集められ、咳や痰と一緒に身体の外へと出されるシステムになっています。これによってウィルスが粘膜に付着して増えるのを防いでいます。しかし、乾燥している状態では、線毛の動きが鈍くなります。線毛と線毛の間には液体成分があるのですが、身体の水分量によって液体成分が少なくなってしまったり、粘膜がより粘度を増してしまうことでウィルスが付着しやすくなります。身体にウィルスを寄せ付けないためにも冬にこそ水分が必要になるのです。

一年の最後の月を迎えました。水分をしっかり補給して、新しい年を元気に迎えたいと思います。