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先日、宮崎県の看護大学でビタミンセラピスト講座を行いました。
お隣りの県では地震が続いているなかでの開催でしたので戸惑いもありましたが、今この時だからこそのビタミンマッサージを考えるうえでは貴重な時間となりました。

長く大きく揺れが続く熊本では車中で寝泊まりする方も多くエコノミークラス症候群のニュースが流れています。
エコノミークラス症候群、ロングフライト血栓症、旅行者血栓症とも言われますが、正式名は静脈血栓塞栓症と言います。
脚の血管に何らかの原因で血栓ができ(深部静脈血栓症)、その血栓が肺の血管で詰まってしまう(肺血栓塞栓症)ことを言い、二つの病気の総称として使われます。小さな血栓であれば症状は軽く気がつかないこともありますが、血栓が大きくなって詰まってしまうと死にいたる病気です。飛行機のエコノミークラスだけではなくデスクワークや入院中に起こることがあります。
血栓は、血の固まりのことです。血管の中では通常血が固まらないようにできていますが、血流が悪くなったり、血管壁が傷ついたりすると、血液が固まってしまいます。血栓は静脈だけではなく動脈や心臓などでも起こりますが、大半が下肢で起こることが多いのです。特に高齢者や女性に起こりやすいので注意が必要です。

こまめに水分をとること、足を動かすことが予防となりますが、マッサージも非常に有効です。
施術をしていると、膝の裏がかなり腫れていたり、ふくらはぎが重く張っていること方が多いのですが、みなさん自覚がないとおっしゃいます。ご自分で行う場合にはふくらはぎを足首から膝裏にかけて引き上げるようにしてマッサージします。パートナーやご家族に行う場合には、うつ伏せになってアキレス腱には乗らないように、ふくらはぎから膝裏、膝裏から太ももまでを一方通行でマッサージしましょう。どちらも手のひら全体でやさしく行ってみてください。血栓の予防とともにリラックス効果も高いのでおすすめです。