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先日、お取引先のご家族にお会いしてきました。
家族ぐるみのお付き合いは30年ほどになります。久しぶりにお会いしたので昔話にも花が咲きましたが、父がフランスで講演をした際にご一緒していただいたことを思い出しました。偶然講演に出席していた精油を作られている方と巡り合い、セラリキッドに精油を配合するようになったのです。まだ日本ではアロマテラピーが浸透していない頃のお話です。フランスで出会った精油のことを珍しく興奮気味に話す父の姿を今でも覚えています。
その後アロマテラピーに携わる方々との輪を広げ、今では多くのアロマセラピストの方々にベースオイルとしても手に取っていただけるようになりました。

セラでは毎日違う精油を調合してアロマランプで焚いています。
その日の気分や天候、スタッフの状態に合わせて考えますが、この時期に一番気になるのは風邪やインフルエンザ。抗菌や殺菌、抗ウイルスのはたらきを持つ精油を配合することが多くなります。ティートリーやラベンダー、ペパーミントなど多くの精油に作用があるので、乾燥しがちなこの時期にはお勧めです。

アメリカのイエール大学で、寒さによってライノウイルスが増殖して風邪をひきやすくなる、という研究結果が発表されました。
何となく聞いたことのあるような印象のウイルスですが、実は風邪の原因となる代表的なウイルスです。風邪の40~50%がライノウイルスによるものと言われています。
ライノウイルスは、鼻風邪のウイルスとして知られています。100種類以上はあるので、何度も何度も感染してしまう身近な風邪の原因になっているのです。春先にかけて感染が拡大していくことが多いので、今からの季節は注意が必要です。
ウイルスは、喉や鼻などの上気道に付着して炎症を起こしますが、ウイルスが付着する粘膜にはたくさんの線毛があり、通常はその動きによって異物やウイルスを取り除いてくれています。寒くなるとこの線毛の動きが鈍くなるので、風邪をひきやすくなるのです。

同じく鼻から吸収される経路を持つのが精油です。鼻にある嗅上皮から脳へと伝わる経路と皮膚や粘膜から血液へと入る経路があります。このとき吸い込んだ精油成分が気道から肺、血管へと入るので、気管支や肺といった呼吸器に作用してくれるのです。マスクやうがいとともに精油を活用して、ウイルスに負けないようにしたいですね。